【店舗向け】導入前にここだけは押さえてほしい、QRコード決済とクレジットカード決済の決定的な違い

店舗にとって、QRコード決済導入に興味はあるが、クレジットカードや電子マネーのようなもの?と疑問の方は多いと思いますが、厳密には違うんです!
QRコード決済が他の決済と何が違うのか、その大きなポイントはたった2つ「QRコード決済専用端末不要」と「共通規格がない」ということです。
この記事の目次
(1)QRコード決済を導入するだけなら無料、かつ専用端末も不要
QRコード決済は、クレカ・電子マネー決済などに対して専用端末不要で設置できるのが大きな特徴です。PayPay、OrigamiPay、楽天Pay、LINE Payなど、基本的に導入費用無料で始められます。
QRコード決済時に使うもの
店舗側として利用するスマートフォン端末やタブレット端末があればOKです。レシートはレジ側で会計として入力して出すことになります。いわゆる「二度打ち」をします。
QRコード決済の専用端末はない?
QRコード決済の専用端末”も”対応しているメーカーがあります。たとえばLINE Payの場合、StarPay端末を購入することで専用端末からレシートを出力することも可能です。専用端末があるか、に関してはメーカーごとに異なります。
では、一体何にお金がかかるの?
QRコード決済は設置までは無料、その代わりに「決済手数料」がかかります。
決済手数料は、お客様がお会計したうちの3.24%など、会計した金額に対して一定割合の手数料が取られる形になります。ここはクレジットカード決済と同じです。PayPayではこの決済手数料を期間限定で0%にすると発表しています。
基本的に導入までは無料で、お客様のお会計が発生するたびに手数料が僅かに取られる…というイメージをしておけば、問題ないかと思います。
(2)QRコード決済には、共通規格がない
例えば、クレジットカード決済をお店に導入するとき、以下の「カードブランド」に対応できるようにすると思います。
- VISA
- JCB
- Master
なぜなら、お客様が使うカードブランドはそれぞれ違っており、お客様自身に合ったカードブランドを選択しているので、お店側はすべて対応できるようにしておく必要があるためです。お客様も、JCBだけ使える店では、VISAを使うことはできないという認識があります。
これを、QRコード決済に置き換えて考えてみると
- LINE Pay
- Origami Pay
- 楽天ペイ
- PayPay
となります。上記のうち、LINE Pay1つだけに対応するのは販売機会の損失と考えられます。QRコード決済はまだ歴史の浅い決済方法で、規格の統一がありません。現在はクレジットカードでいう「カードブランド」のような考え方になっているため、カードでいうと「JCBだけに対応している店舗」となってしまいます。QRコード決済を導入したい場合はできるだけ多くのサービスに対応させるのがベストです。
QRコード決済はクレジットカードと同様に、お客様が使うサービスを選ぶ時代だと思います。店舗はできるだけ多くのQRコード決済に対応できるようにしておきたいですね。
たくさんQRコード決済を導入するとその分の端末がいるの?
QRコード決済を数メーカー導入した場合でも、変わりません。端末は最初に紹介した通りスマートフォンまたはタブレット端末を使う場合、端末は1つで、端末内に入るアプリ数が増えるとイメージしてもらえればと思います。
まとめ
店舗にとって、QRコード決済が他の決済とどういう違いがあるのか、絶対知ってほしいポイントだけをまとめてみました。
- 基本的に導入は無料。その決済を使ったお会計が発生した際のみ、手数料がかかる
- カードブランドのような考え方なので、1つのサービスに対応しただけだと機会損失となる
ぜひこの特性を知って、お店への導入に活かしていただけたらと思います。
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